2014年11月20日木曜日

【連載】海外フェスのススメ④ 〜アメリカ 後編〜



海外フェスのススメ、4回目は引き続き五味くんのアメリカ編です。ライブの楽しみ方とかも、やはり僕とは正反対で読んでいておもしろいです。それではどうぞ。


・交通手段

 シカゴは地下鉄、電車、バスと交通網が張り巡らされているので、移動手段に困ることはありません。民営なのか公営なのかわかりませんが、ctaという会社が運営している電車とバスが主要交通手段となります。シカゴ市内であればこれでわりとどこでも行けちゃいます。僕は中国人の友達に促されて1Day Pass(10ドル)を購入。これがあれば、初乗りから24時間、ctaのバスか電車であれば使い放題。とっても便利です。チケットにはチップが内蔵されていて、Suicaのようにスキャンすると乗車できます。詳しいお値段とかはここを参照してください。

 ダウンタウンから会場であるHumboldt Parkはバスでの移動となります。ctaバスはストリートごとに巡らされていて、基本的に直進しかしません。どの路線を利用したほうが良いかは泊まる場所にもよるのでGoogle Mapと相談してください。

・Riot Festの会場内   

 Riot Festはカーニバルというテーマを掲げていて、遊園地のごとくアトラクションなどが点在していて、プロレスが行われていたりします。実際の雰囲気はオフィシャルのHPの写真がいいと思うのでこちらをご参照あれ。アトラクションを楽しむにはチケットとは別途で料金が発生するのでご注意を。   

・アルコールに関して   

 アメリカはアルコール摂取に関してかなり厳しいので、アルコールを摂取する際はIDの提示が求められ、日本人の我々はID代わりはパスポートになるので、そちらを提示しましょう。その場で巻かれるリストバンドが21歳以上の証明となります。フードベンダーが会場に点在していますが、基本的にアルコールを提供しているのはオフィシャルバーのみ。チケット制で1枚1ドルで販売しており、必要枚数を事前に買い、バーで交換するシステムでした。ビールは7ドル。水は3ドルとかでした。

・食事に関して   

 上述の通り会場にはフードベンダーが点在していて、食事に困ることはないと思われます。僕は会場で1回しか食事をしていないのでなんとも言えませんが、現地でお会いした日本人の方曰く、基本まずいらしい。僕は10ドルで超特大チリホットドックを買いました。味はまずまず。ただでかい。Oh! It’s America!って感じでした。


・服装に関して   

 シカゴは天候に注意が必要で、9月でも気温がめちゃくちゃ乱れます。前の日が22度くらいあったと思えば次の日は10度とかはざらみたいです。僕が行った初日はあいにくの雨。気温は13度。かなりなめていったので軽装で、最終的にはフェスどころじゃない状態まで心が折れました。アメリカには家に帰ってお風呂に入れるわけではないので、寒さが予想される場合には防寒具を用意しておくことはマストです。楽しいはずのフェスも楽しくならないという可能性もあるので、これはかなり重要です。日中あったかくてもシカゴは朝晩冷えるので、着脱しやすいものを持っていることをお勧めします。また、雨が降ると下は土でフジロック状態になるので、フェス用にズボンは2着以上、靴も2足以上持っていくことをお勧めします。


余談ですが、日本でしか買えないバンドTシャツやらコスプレをする楽しみも海外フェスの醍醐味だと僕は思っていて、Riot Festでは2013年のパンクスプリングで販売されたFAT WRECK CHORDSの日本限定シャツを着ていったら、ノーエフ好きのお兄さんに絡 まれ個人的にやってるバンドのデモを1ドルで売りつけられました。日本じゃ恥ずかしくて出来ないようなダサい格好も海外フェスでは許されるようなところがあると思うので、目立ちたい方は是非トライしてみては如何でしょう。英語なんで何言われているかわからないし、1000人に1人くらいは興味を持ってくれると思います。



以上、かなり長くなってしまいましたが、Riot Festについてのまとめでした。毎回激アツなラインナップで晴れるとめちゃくちゃ楽しいので、是非体感してみてはいかがでしょうか。

その⑤ 〜オーストラリア 前編〜 につづく

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