2017年3月27日月曜日

一人旅日記2017春 初日


久しぶりのシリーズです。旅に出るの予告通り、3日間各地をぶらぶらしてきました。

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初日は相変わらずの始発スタート。ベルギー祭りの記事を書いていたら2時近くになっていて、結局あまり寝ずに家を出た。地元の駅から眠気をこらえつつ西へ。もう何回も越えている静岡はぐっすりで、豊橋を越えたあたりからは半分うとうとしながら、こんなので観光できるのかなと思いながらも名古屋に向かった。



名古屋からはディーゼルカーに乗りかえて一路南へ。電車も好きだけど、やっぱりディーゼルカーのパワーを感じる加速がいいよなあ…って思いながら1時間半の旅。途中名前だけは知っている桑名とか、四日市とか、そうした街を通過していった。どの街も工場が多く立ち並んでいて、そこへの引き込み線も多かったので眠っている場合じゃなかった。笑



そうこうしているうちにもう昼過ぎ。伊勢神宮の最寄り駅、伊勢市に到着。伊勢神宮はずっと行ってみたいと思っていたけど、これまでなかなかご縁がなくて(いつも名古屋通過しちゃうから)。念願の場所だった。

伊勢神宮は外宮と内宮という二つの場所に分かれている。前者は伊勢市から歩いて5分くらいの場所に、後者はそこからさらに4キロ位離れた場所にある。通例としては外宮から内宮の順にお参りするみたいなので、それにならって外宮へと足を延ばした。



鳥居をくぐった瞬間からそれまでただの観光地ぽかった周囲の雰囲気が一変する。大きな木に囲まれてぽつぽつと宮が建っていた。どれも厳格な造りをしていて、神聖そのもの。



外宮を後にして向かうのは内宮。伊勢神宮というとこっちのほうがガイドブックとかに乗ってる「っぽい」場所。こちらはさっきの外宮とは比べ物にならないスケール感だった。宇治橋をわたってふっと前を見ると、あまりにも見事に道が開けている。正直神話とか伊勢神宮の由来とかを一切調べずに来た(そして今も調べていない)けど、神様を祀る場所なんだってことを嫌というほど実感させられる。木々の間を歩きながら本殿に向かうんだけど、その道のりがあまりにも素敵で、根拠のないパワーがわいてきた気がする。


前に出雲大社に行った時も思ったんだけど、ああいう場所の日本とは思えないスケールの大きさって何が原因なんだろう。日本的なものの際たる場所でありながら、ここが本当に同じ日本なのかと違和感を覚えてしまう、あの感覚はまだ言葉で説明できないなあ。




本殿にお参りしてからは、門前のおかげ横丁でお食事タイム。朝5時におにぎりを食べてから何も口にしていないまま夕方4時になっていたので、食欲がとんでもないことに。そのせいもあって、伊勢うどんのお店をはしごした。笑 初めて食べる伊勢うどんはやわらかめの麺に独特な風味の醤油がかかっている。ファストフードとして定着したさぬきうどんに慣れると物足りない感じを受けるかもだけど、個人的には結構好きだったかな。その後松阪牛の串と地ビールを間髪入れずに食べて、本店で赤福を食べて〆。一気にお腹いっぱいになった。うん、伊勢はおいしい。



行ってみたいところにも行けて、食べたいものも食べて、あとは名古屋に戻るだけ。夕暮れ時にぼんやりと音楽を聴きながら移動できる喜びを噛み締めながら、宿へと向かった。

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