2018年4月9日月曜日

Punk Rules Okay Tourに行ってきた

久しぶりに日記みたいな記事です。先週末はRNR Tours主催、Punk Rules Okay Tourの甲府編、新宿編に行ってきました。


Belvedereをヘッドライナーに、Darko、ALMEIDA、waterweedの4バンドが各地を回るこのツアー。甲府はShamesとNeutral、東京はShamesとTake Back The Beers!、同じタイミングでツアーを回っていたBare Teeth(フランス)という、サポートアクトの豪華さも際立つ2日間でした。各日のことを書くと長くなるので、各バンドの感想を書こうと思います。

このツアーですごかったのはやっぱりBelvedere。伝説がカムバックするだけでも嬉しいのに、まさか新譜出して再来日だなんて…そう思っていた人も多いはず。ましてや前回の来日後ドラマーのメンバーチェンジがあって、今回もサポートギター(A Wilhelm ScreamのMike!)を迎えての来日と、色々大変な中で活動してるんだろうな…もう彼らのライブが見られるだけで嬉しいや…なんて初日のライブが始まるまでは思っていました。

ただ彼らは連日、変に心配したのがバカらしいくらいえげつないライブをしていました。笑 あんなん見せられたら笑うしかない。何やっても意味わかんないくらいかっこいいんだもん。ちょっと渋めだった新譜からの曲もいい感じにセットに組み込まれていたし、前回見たときより間違いなく楽しかったです。

そして予想外だったのがDarko。彼らがすごいのは前回来日したときに体感してたんだけど、その比じゃないくらい覇気に満ちたライブをしていました。プログレッシブな展開はバシバシ決めるし、それに応じてフロアもここぞ!ってタイミングでバカみたいに盛り上がってるしで、連日地獄みたいな光景を目の当たりにしました。あと前回は気づかなかったんだけど、リズム隊の2人のキャラクターがイカれてる。笑 そういう意味でも彼らのことを更に好きになった2日間でした。ボンサイイズクレイジー。

ALMEIDAはたぶんめちゃくちゃオタク。初日は「何やってるかよくわかんないけどすげえ」、2日目は「何やってるかわかったけど意味が分からなくてすげえ」と、日を追うごとに彼らの変態っぷりが気持ちよくなっていきました。変態でオタクだけど演奏以外のところでお客さんを盛り上げるのもうまかったしね。そういうの込みで彼らのことが大好きになりました。またすぐ日本に来てくれるといいな。

Bare Teethは今回唯一Far Channel Recordsとタッグを組んでのツアー。Vo.のグレッグの存在感がすごかったです。ライブもなかなかタイトで、音出しの"Behind the wall"からめっちゃシンガロングしました。笑 元々グレッグとはメッセージのやり取りをしていて、まさかライブを見られる日が来るとは思っていなかったから、本当に嬉しかったなあ。ちょっとだけしか話せなかったけど、日本のツアーの後はすぐ中国に行くみたいです。がんばって。

そして日本代表waterweed。DarkoのメンバーがやってるLockjaw Recordsから海外盤をリリースし、月末には初のEUツアーも控えてるっていう、最高にワクワクするタイミングでのツアー。詳しくは書かないけど思うところもいっぱいあったようで、そんな話をしていた日曜の大賀さんのMCにはぐっときました。ライブは相変わらずの貫禄。TBTB!のメンバーがwaterweedとShamesのことを「外タレ」って言ってたけど、本当にその通り。

…というのが今回のツアーのメインアクト(とBare Teeth)の感想です。今回のツアー出演バンドはローカルのサポートアクトも含めて、何かしらの生活を犠牲にして活動を続けているケースが大半だと思います。みんなそれぞれ仕事して、家族のためにサービスをする、その合間にリハーサルやプランニングをして日本各地でライブをしてくれたのだと思うと、プロフェッショナルな彼らには本当に頭が上がりません。

そしてもちろんRNRの存在も忘れてはいけないこと。来日公演の実績と海外での知名度があって(実際海外バンドと連絡するとよく彼らの話が出てくる)、国内でも絶大な支持のある彼らでなければ、こんなツアー実現できなかったと思います。こんな素晴らしいツアーのある国でメロディックパンクが好きでいられることがとても幸せだなって、2日間ライブを見ながら考えていました。おそらく遊びに行った人全員が似たようなことを考えているはず。本当にお疲れ様でした。来年も楽しみにしています。

ということで結局長くなってしまった日記みたいな記事、終了。

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